佐賀1年生。

30代夫婦+やんちゃ息子の3人で佐賀市に移住しました。佐賀の事はまだ1年生。1年生が発見した佐賀情報を綴ります。

【佐賀市】小学1年生の壁!佐賀市の学童保育(放課後児童クラブ)について

もうすぐ春になりますね。最近ではちらほら温かく、春めいている日もあって、桜が咲くのがとても楽しみになりました。

わが家では、息子が新一年生になります。

今、準備の真っただ中ですが分からないことだらけで、少しずつ進めているところです。

今までは幼稚園であずかり保育で預かってもらえていたけれど、来春からはどうしよう?という問題に直面しました。

佐賀市内の学童保育(放課後児童クラブ)のことについて今回は綴りたいと思います!

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ランドセル

佐賀市の学童保育ってどんなところがあるんだろう?と思って調べてみたところ、市直営の学童(放課後児童クラブ)と民間の児童クラブに分かれることが分かりました。

市直営の放課後児童クラブ

市直営の放課後児童クラブのほとんどは、各小学校内にあるか、幼稚園や保育園に委託されています。

市直営の放課後児童クラブ 申込みについて

申込先は佐賀市になります。

11月頃に小学校で行われる入学前健康診断のときに申し込み用の冊子等を配布されましたが、市のHPでもダウンロードができるようになっていました。

 

令和3年度4月入所の申込は1月末まででした。おそらく、次年度の申込期限は1月末までなのかなと思います。

ただ、申込み自体は毎月可能なようです。

大前提として両親のどちらとも、就労などで家庭にいないことが条件とされています。ご家庭の事情によって勤務証明書なりが必要となります。

市直営の放課後児童クラブ 料金や開設時間について

(※令和3年2月現在の情報です。)

料金は基本料が5,000円(月)、延長料金が1,500円(月)、土曜日料金が1,500円(月)かかります。ちなみに、夏休みでも基本料は変わらないです。

また、基本料金とは別で活動実費というおやつ代や文具代などが1,500円(月)ほど徴収されます。

開所時間は、平常時は放課後~17時までが基本時間で、17時~18時半までが延長時間となります。

土曜日や長期休業期間などは8時~17時までが基本時間で、17時~18時半までが延長時間となります。

市直営の放課後児童クラブのメリット

私が感じたメリットは以下の点です。

  • 料金が安い
  • 学校内にあるので安心
  • 学校の友達と一緒で子どもも安心
  • 新一年生であればほぼ入所は可能

特に、料金の安さは市直営ならではですね。学校内にあるので、防犯面でも安心感があります。

市直営の放課後児童クラブのデメリット

  • 夏休みなどの学校休業日はお弁当必須
  • 4月1日~入学式までは保護者が送迎しなければならない
  • 習い事に通う場合、一度学校を出たら放課後クラブには戻れない(家に帰宅しなければならない)
  • 送迎サービスがない
  • 宿題の声掛けはするが、学習支援を行っているわけではない
  • 高学年になると審査で入りづらい?

自治体によっては給食が提供されるところもあるようなのですが、佐賀市内の放課後児童クラブは給食対応はしていません。また、お弁当を注文したりできるサービスなどもないため、学校休業日はお弁当必須です。

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弁当

また、学習支援があるわけではないので習い事をさせたい場合は別途個人で見つける必要があります。

その場合、習い事の場所への送迎の問題や、習い事が終わった後にどうするか?などの問題が浮上します。習い事の時間までは放課後児童クラブで過ごすことはできても、習い事が終わった後に放課後児童クラブに戻ることはできないため、自宅と習い事の場所が離れていたりすると諦めざるをえません。

また、小学校の入学式は4月の中旬ですよね。

それまでの期間は放課後児童を利用することはできるのですが、入学後の登下校の指導が行われていないとのことから、この期間の登下校は保護者の送迎が義務付けられています。勤務先が遠く、朝8時前には自宅を出発しないと間に合わないような方はかなり厳しい問題だと思います。

民間の放課後児童クラブ

 少ないですが、民間運営の放課後児童クラブもあります。

児童クラブ 太陽の家(佐賀市鍋島町)

こちらはスポーツクラブ「アクセスジャパンスポーツクラブ」さんが運営している学童になります。

の民間運営の学童で最も人気の団体だと思います。

人気の理由に、利用時間内で様々な習い事ができるということがあげられると思います。主に、スポーツコースと学習コースに分かれていて、学習コースは特に人気らしく、申込開始日の前日の夜から並んで申込をする保護者がいらっしゃるほどだとか。

預かりもしてくれる上に、学習(スポーツ)指導もしてくれるのであれば、習い事をいくつも掛け持ちするよりは安上がりかもしれません習い事の金額って、小学生になっったとたんガツンと上がりますもんね。

一般社団法人和スポーツクラブさが・古賀道場(佐賀市高木町)

こちらは、佐賀市内の中心部の住宅街にある放課後児童クラブです。

  • 料金:月額27,500円(令和3年2月現在)
  • 時間:下校時間~19時まで
  • 送迎:兵庫小・赤松小・付属小は学校までのお迎えあり(帰宅は保護者にてお迎え)
  • 学校休業時の対応:不明
  • 特徴:様々なオリジナルプログラムを体験できる
  • HP:夢の学校タマテ箱(放課後スクール) | 夢の学校

こちらは、上記のアクセスジャパンスポーツクラブよりも更に高い料金設定になっています。

ただ、同様に料金内で様々なプログラムを体験できることが魅力です。

ですが、送迎に対応している小学校が限られているので、対象の小学校以外のお子さんはほぼ通わせられないですよね…。

おへそグループ おへそ道場(佐賀市水ケ江町)

こちらは、佐賀市でもとても大きな規模のこども園を運営しているおへそグループの中にある学童です。

おへそこども園は、こども一人ひとりの個性を伸ばすプログラムに力を入れているとても興味深いこども園です。

そろばんや空手道などの習い事ができる他、野外活動や外部の方を招いてのプログラムなどとても多様性に富んでいそうです。

料金などの詳細はHP上では不明ですが、送迎サービスは行っていないようです。

民間の放課後児童クラブのメリット

私が感じたメリットは以下の点です。

  • 一律の料金内で習い事などをさせることができる
  • 勉強をする習慣がつきやすくなる
  • 他の小学校の友達とも仲良くなれる

民間の放課後児童クラブのデメリット

  • 送迎サービスがあったとしても、帰りは保護者が迎えに行かなければならない
  • 毎年人気のため、入れる保証がない
  • 学校休業日の日は追加料金がかかる場合がある
  • 別の習い事をしたい場合に送迎問題が発生する

小学校までのお迎えサービスがあるクラブでも、帰宅時は保護者がクラブまでお迎えに行かなければなりません。そのため、クラブの場所が自宅・勤務先との動線から外れた場所にあると保護者の負担は少し大きいと感じます。特に、学校休業日などは朝も送る必要が出てくるため、現実的に厳しいというご家庭もあると思いました。

また、夏休みなどの学校休業日は、追加料金が発生するところもあるので、夏休みなどはかなりの出費になりそうです。

さいごに

市直営にしろ、民間にしろそれぞれのメリットデメリットがあるなと感じました。(あくまで個人的な感想です。)

それ以上に、佐賀市内の学童保育はじゅうぶんな受け皿がないように感じたのが正直な感想です。平日は習い事への送迎が出来ない方は諦めるしかないですよね…。高学年になって、小学校から習い事の教室へ子供が自分で行けるようになって、自宅に帰宅して留守番できるようになれば色々選択肢も増えると思いますが、1年生には心配です。

習い事の情報ももっともっと見えるようになると嬉しいです。曜日や時間などパズルのように組み立ててスケジュールを立てたかったりしますもんね。兄弟がいるとなおさらです。

習い事への送迎だけしてくれるサービスとかあったらとてもいいのになと思いました。

もしかしたら、県や市で色々と考えてくださっているのだとは思いますが、私個人のとってもワガママな感想を盛り込んだ気持ちを綴りました!