吉野ヶ里町は佐賀市内からもアクセスしやすく、近くには吉野ヶ里歴史公園や東脊振温泉「山茶花の湯」があったりして、お気に入りエリアです。そんな吉野ヶ里町にある吉野麦米さん。
丸くて大きい建物が印象的で、一度通ったときからずっと気になっておりました。農産物直売所というだけあって、野菜に果物、お米、豆腐など佐賀のおいしさが集まったエネルギッシュなお店です。
直売所の中にあるハイレベルなパン屋さん『吉野麦米PAN』
こちらの建物内にある吉野麦米PANさん。直売所なのでパン屋さんは素朴でシンプルな雰囲気なのかな?と思いきや、店内はお洒落な雰囲気で並んでいるパンもいまどきのポップなものがたくさんありました。
もちろん、あんぱんや明太子パンなどのオーソドックスなパンも置いてあるので、幅広い世代のお客さんで店内はいつも賑わっています。
品種にまでこだわった絶品イチゴサンド
吉野麦米PANさんで私が一番おススメする商品はなんといっても季節のフルーツサンドです。春はイチゴの季節ですということで、吉野麦米さんではイチゴサンドが販売されていました。しかも、ただのイチゴサンドではなく、品種にまでこだわったイチゴサンドなんです!
この日は「さがほのか」を使用したイチゴサンドが販売されていました。日によっては、天使の白イチゴを使用したイチゴサンドや、あまおうを使用したイチゴサンドも限定販売されていて、プレミア感たっぷり。購入できたらとてもラッキー!で、私は何度か買いに行ったもののまだいつも売り切れ状態でまだ一度も食べられていません。
でも、普通のフルーツサンドも本当におすすめ。チョコバナナ&イチゴのセットを購入しましたが、半端ないボリューム感!普通のフルーツサンドの倍以上の厚さじゃないですか?
バナナサンドはホイップクリームではなく、チョコクリームを合わせているところがとっても好みでした。イチゴサンドは期待以上の味でした。イチゴサンドのイチゴって、はずれが多いけど、こちらは美味しいイチゴを使用してくれているのが分かります。脇役感が出がちな食パンも、ほんのり甘くてしっとりしていて美味しかった。それにこんなボリューミーなのに、食べたあとはサッパリしてるんですよね。不思議です。
フルーツサンドは季節毎に変わるので、イチゴサンドを買うなら3月がおすすめです。夏は桃とキウイのフルーツサンドやコーヒーゼリーのフルーツサンドなんかも販売されるようで、こちらも要チェックですね。
ハードタイプな生地がやみつきになる『あんバター』
最近「あんバター」パンはどこのパン屋さんでも見かけるけど、私は吉野麦米さんのあんバターパンが一番好き。たっぷりのあんことバターが入るので、とにかく甘くて甘くて苦手な人もいるかもしれませんが、吉野麦米さんのあんバターは是非一度トライしてみて欲しいです。
こちらのあんバターはバケットのようなハードタイプのパン生地にあんことバターが挟まっています。窯で焼かれた出来立てのバケットのような香ばしさがあんバターとマッチしていて、本当に美味しいんですよね。
辛党派の方には『明太フランス』がおすすめ。
吉野麦米さんには甘いパンが苦手という人にぴったりなおかず系のパンも充実しています。おすすめはこちらの明太フランス。
さすが九州!入っている明太子の量が太っ腹なです!本当に滴りそうなくらいたっぷり入っていてシズル感がすごいです。息子もこちらの明太フランスが大のお気に入り。少しピリ辛なので、スゥースゥー良いながら頬張っていました。
直売所エリアで見つけた珍品種のイチゴたち
佐賀では昨年末に新品種の「いちごさん」がデビューされ、一躍人気になりましたね。吉野麦米さんでは、まだあまり知られていない珍しい品種のイチゴが4種類も販売されていましたよ。
上記でご紹介したイチゴサンドにも時々使用されている『天使のいちご』。白いイチゴ初めて見ました。
そして、こちらが『桃薫』。桃が薫るという字の通り、本当に桃の香りがしました。しかもしっかり香るので、帰りの車の中が桃の香りでいっぱいになりましたよ。
とてもしっかりした香りなのに、味は結構さっぱりしていました。果肉の食感はジューシーというよりは、ホロっと繊細な感じでした。
どのイチゴも直売所ではなく普通の量販店で買うとしたら、こんな価格では買えないはず。これも直売所の醍醐味ですよね。
吉野麦米 詳細情報
【住所】佐賀県神埼郡吉野ヶ里町大曲1470-1
【TEL】0952-37-8983
【MAP】