前回、ご紹介しました御船山楽園ホテルの宿泊についての続きを今回は温泉メインで綴りたいと思います。
(宿泊についての記事はこちらです。よろしければご覧ください。)
御船山楽園ホテルの温泉は大浴場『らかんの湯』と内庫所宿泊客だけが利用できる貸切風呂の2種類があります。
御船山楽園ホテルの温泉『らかんの湯』の詳細情報
大浴場『らかんの湯』は2019年7月にリニューアルされていますが、2020年7月にはさらに女性用のサウナ施設が大規模リニューアルされています。
サウナって、男性のイメージが強いですが、女性用に大規模リニューアルするってかなり思い切ってるなぁという感じです。
宿泊客はもちろん無料で利用できますが、日帰り入浴もできるみたいなので、詳細情報を載せておきますね。
『らかんの湯』日帰り入浴について
- 詳細HP:大浴場 露天風呂|武雄温泉 旅館 御船山楽園ホテル
- 予約制:電話またはインターネットにて
- 予約用TEL:0954-23-3131
- 予約用HP:https://mifuneyamarakuen.teamlabticket.com/#/order
- チームラボ「かみさまがすまう森」展開催期間以外の日
- 料金:1人3,850円
- 料金に含まれるもの:大浴場入浴(サウナ)、アート鑑賞、EN TEA House 応灯楼(ワンドリンク)、フェイスタオル
- 入浴時間:1部:15:00 - 17:30(男女各10名)、2部:17:30 - 20:00(男女各10名)※入浴時間(大浴場利用時間)は2時間半。ただし、アートのご鑑賞、EN TEA House 応灯楼のご利用は入浴時間外でも可
2.チームラボ「かみさまがすまう森」展開催期間中
- 料金:1人4,850円
- 料金に含まれるもの:大浴場入浴(サウナ)、「チームラボ かみさまがすまう森」展覧会鑑賞チケット、フェイスタオル
- 入浴時間:【7月22日~9月30日】1部:16:00 - 18:30、2部:18:30 - 21:00(男女各10名)
- 入浴時間:【10月1日〜11月8日】1部:15:00 - 17:30、2部:17:30 - 20:00(男女各10名)
- ※入浴時間(大浴場利用時間)は2時間半。ただし、アートのご鑑賞、EN TEA House 応灯楼のご利用は入浴時間外でも可
チームラボの「かみさまがすまう森」が開催されているかどうかで料金が1,000円も違いますね。
『らかんの湯』に子供・赤ちゃんは入れるの?
宿泊客であれば中学生以下の子供の入浴は可能でしたが、日帰り入浴での中学生以下のお子さんは入浴できないようです。
また、宿泊客でもオムツのとれていない赤ちゃんの入浴は禁止されていました。
なかなか本当に温泉を楽しみたい方に対しての差別化が明確にされているなぁという感じです。
『らかんの湯』には何があるの?豪華すぎるアメニティ
お部屋にあった『サウナの手引書』を撮らせてもらいましたが、らかんの湯はこのような造りになっていました。男湯は、内風呂×1、露天風呂×1、サウナ×1、水風呂×1です。女湯は、内風呂×1、露天風呂×1、サウナ×2、水風呂×1、喫茶室×1となっています。
温泉の泉質は少しとろみがあって、やわらかい感じ。あっという間に肌がツルツルすべすべになりました。
そして、内風呂や脱衣所はゼラニウムの香りがとてもよく香っていて癒し効果がとにかくすごかった。私はこれだけでも十分満足でした。
しかも、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・メイク落とし、化粧水ミストなどのアメニティがすべてMARKS&WEBでした!女性はテンション上がりますよね。シャンプーの使い心地があまりにも良くて、ネットでポチりかけました。
ちなみにタオルは今治タオルで、男湯のドライヤーはダイソンでしたよ。
サウナシュラン1位獲得『らかんの湯』のサウナとは?
『らかんの湯』のサウナはリニューアルしたばかりだけあって、とても綺麗。面白いのが男湯と女湯で造りが違うところ。
豪華すぎる女湯のサウナ。森林浴や喫茶室、キューゲルで‟ととのう”
女湯には、サウナが2種類あって、ミストサウナと、セルフロウリュができるメディテーションサウナと呼ばれるサウナがあります。
メディテーションサウナに関しては、真っ白なイグルーに入り込んだかのような空間で、明るくて、清潔感があって、おしゃれ!
サウナの入り口前に、小さな冷凍庫が置かれてあって、そのなかにはキューゲルとよばれる凍らせたアロマ水をクラッシュボール状に固めたものが数種類入っていました。キューゲルはバラ、みかん、ひば、はっかの4種類あって、それをサウナストーンの上に乗せると、次第にキューゲルが解けて、アロマの香りが漂ってきて、リラックス効果大でした。
そして、サウナでたくさん汗をかいたあとは、シャワーを浴びてオシャレなデザインの水風呂に入ります。水風呂は苦手なのですが、サウナでリラックスしているからか、入る瞬間はキーンと冷たいのですがすぐに心地いいかも…と思えました。
これが、‟ととのう”ということなのかな…?
そして、最も楽しみにしていた喫茶室について。
喫茶室には、デトックスウォーター、嬉野茶、ドライフルーツ、水ようかん、プリンなどの軽食が備えられているのです。カロリー摂取はしてしまいますが、目の前に広がる森を眺めながらの休憩は長風呂でほどよく疲れた体に沁みます。プリン美味しかったなぁ。
ほうじ茶のセルフロウリュでとことん‟ととのう”ことができる男湯のサウナ
男湯のサウナもこれまた良かったです。男湯と女湯は午前と午後で入れ替わるので、宿泊客は両方入ることができるのです。これは宿泊ならではの醍醐味ですね。宿泊した翌日の早朝に男湯にも入ってみました。
男湯には喫茶室やキューゲルを用いたサウナはありませんが、とにかく‟ととのう”ことに集中できるような造りになっていました。室内の明るさはほんの少しの隙間から除く日差しのみだったので、全神経をサウナに注ぐことができます。
なかでも、面白かったのがほうじ茶のロウリュ。佐賀県嬉野産ほうじ茶を直接サウナストーンに自分でかけることができるのです。
香ばしいほうじ茶の香りいっぱいで包まれたサウナ室で、じっとしているとすぐに大粒の汗が出てきました。なぜか普段よりも長くサウナに入れている自分にびっくり。全身がアツアツになったところで、シャワーを浴びて外の深さ120cmの水風呂にちゃぽんと入ると、確かに気持ちいいんです。目が覚めるし、体の細胞が活性化されて元気が出てくる感じ、最高です。
2~3回これを繰り返して、セルフサービスの番茶を飲んで、外気浴をすれば、いまいち‟ととのう”ことがよく分かっていない私でも、完全にととのいました!
身体は軽いし、肌はすべすべだし本当に感動しました。
御船山楽園ホテルの『らかんの湯』は宿泊して入浴するのが絶対おすすめ!
上記にもありますが、日帰り入浴の料金は3,850円です。今回、御船山楽園ホテルに宿泊しましたが、GoToトラベルの割引等を利用して支払った宿泊料金が1人約8,000円です。
しかも、日帰り入浴だと女性は女湯のみ、男性は男湯のみにしか入浴できないので勿体ない。子供も入れませんしね。
宿泊して、美味しい料理を食べて、サウナ三昧する方が断然お得だと思いました。
また絶対に泊まりに行きたいと思います。
※翌年にはリニューアルした御船山楽園ホテルへ再訪してみましたので、こちらもよろしければご覧くださいね。